2-12. ドイツ語の文章の作り方 (定冠詞と不定冠詞の違い)

定冠詞と不定冠詞の違いは何か?

 

前項でも少し学習しましたが、「話の中で初めて登場したとき」に不定冠詞になり、「再度同じ事柄・人を指したとき」に定冠詞になります。

 

犬が(1匹)歩いている。
Ein Hund läuft.
その犬がエサを食べる。
Der Hund frisst Futter.
猫が(1匹)眠っている。
Eine Katze schläft.
その猫は白い。
Die Katze ist weiß.
自転車が(1台)走っている。
Ein Fahrrad f’ährt.
その自転車は電動アシスト車だ。
Das Fahrrad ist ein E-Byke.

 

また、「多くの中の1つ」をとったときには「不定冠詞」です。

 

ズザンネはリンゴを手に取る。
Susanne nimmt einen Apfel.
彼女はそのリンゴを買います。
Sie kauft den Apfel.

 

→ここで、einen / den と出てきました。これは次の項目「格変化」で詳しく学習します。

「~を」のように、直接の目的語になるとき、冠詞の形も変わります。