sein がwar , haben がhatteになることを習ったところで、次は色々な動詞を使って

「過去の出来事」の表現を学習しましょう

《ドイツ語での過去の出来事の表現とは》

１.「何かをしたことがある。どこかにいたことがある」という経験

２.「以前は～だった。以前に～をした」という過去の行動

３.「とっくに～してしまった」という、以前に起きた状況が今でも継続している場合

※英語の場合だと３のみとなりますが、ドイツ語は全部ひっくるめて「現在完了形」（Partizip Perfekt）を使います

色々な言い方をみてみましょう。まずはhaben を「助動詞として」使う場合です。

昨日の夜、何をしていたの？	Was hast du gestern abend gemacht?
ビリヤードをして遊んでいました	Ich habe gestern abend Billiard gespielt.

おととい誰と一緒にサッカーをしたの？	Mit wem hast du vorgestern Fußball gespielt?
リンダと一緒にサッカーをしたよ	Ich habe Fußball mit Linda gespielt.

誰が君の誕生日を祝ってくれたの？	Wer hat deinen Geburtstag gefeiert?
彼氏が祝ってくれたわ	Mein Freund hat meinen Geburtstag gefeiert.

あなたは昨日何を習ったのですか？	Was haben Sie gestern gelernt?
昨日は残念ながら何も習ってません	Leider habe ich gestern nichts gelernt.

このように、本来動詞がくる２番目の位置に「haben」（もちろんkonjugieren）がおかれ、

「ge」と「t」がついた動詞が文の最後に置かれます。

〇1 – haben2 ……… □3

1. 主語　　2. 次にhaben（人称変化する）　3. 最後にPartizip Perfekt

※このように、haben……ge+t のように、ポジションが定まった構造を「枠構造」(Rahmen)と呼びます。このRahmenは今後もいろいろ出てきますので、ドイツ語の特徴として心にとどめておきましょう。

〇どのような動詞が ge-t で変化するか？

これは３章その１「弱変化動詞」で出てきた動詞がメインです

すべての動詞には「語幹」（Stamm）と呼ばれる部分があります。これは-en 以外の部分です。

machen の場合→mach が語幹

danken の場合　→dank が語幹

ただし、kosten やarbeiten のように、-tenで終わる動詞は –tet になります。

kosten →　gekostet

arbeiten →　gearbeitet

弱変化動詞における、基本的な現在完了形（Pertizip Perfekt）の作り方は、

ge + Stamm + t

＜次の動詞を、Pertizip Perfektの形にしましょう＞

＜こたえ＞

Ich habe gestern einen schönen Rock gekauft.

Er hat auf seine Freundin zwei Stunden gewartet.

Emilie hat vor 5 Jahren in München gewohnt.

Vanessa hat Max geliebt.

Sie hat ihren Sohn geküsst.

Der Pullover hat 49 Euro gekostet.

Sacha hat mit seiner Frau getanzt.

Ich habe ” Nein ” gesagt.

Gestern hat es so stark geregnet.

Am einem Tag hat er eine Schachtel Zigaretten geraucht.

スカート　r/Rock セーター　r/Pullover / Pulli

タバコ１箱　eine Schachtel Zigaretten