Das Modalverb “ wollen”
wollenは「~したい」の意味ですが、wollenはmöchtenに比べてやりたいことの意志や
願望が強い時です。möchtenの場合はwollenよりも丁寧でへりくだったニュアンスです。
möchten | 丁寧でへりくだった「~したいのですが」 目上の人や上司、顧客などに対して |
wollen | möchten よりも、意志・願望が強い 家族や同僚、友人に対して |
頼みにくいことや言いにくい願望は、(例として、職場で休暇がほしい時や友人に何かをお願いしたい時など)同僚や友人相手でもmöchtenを使うことは多々あります。
丁寧か強い意志かというニュアンスの強弱の差ですが、wollenを多用すると「~したいです」
と強気な印象を与えるばかりになりますので、ニュアンスの差に慣れないうちや、友人でも知り合ったばかり関係の際はmöchtenを使うのがよいでしょう。
私はすぐに家に帰りたい | Ich will sofort nach Hause gehen. |
君はドイツでドイツ文学を勉強したい | Du willst Germanistik in Deutschland studieren. |
マイカはビールを飲みたがっている | Meika will Bier trinken. |
来る母の日のために、ママに何かいいものを プレゼントしたい |
Für den kommenden Muttertag wollen wir unserer Mama etwas Schönens schenken. |
君たちはマドリードで何を見たい? | Was wollt ihr in Madrid sehen? |
あなたは今晩どこに泊まりたいですか? | Wo wollen Sie heute abend übernachten? |
<wollenの人称変化です>
ich will | wir wollen | |
du willst | ihr wollt | |
er/sie es /will | Sie/sie wollen |
wollenも、文末に動詞を伴わなくとも「~がほしい」という意味でも使えます。
何か甘いものがほしい | Ich will etwas Süßigkeiten. |
何か飲み物がほしい? | Willst du was zum Trinken? |
休憩したい | Wir wollen eine Pause. |
ハンナはヘルプがほしい | Hannah will eine Hilfe. |
何か食べるもの etwas zum Essen 何か飲むもの etwas zum Trinkenのように、etwas とzum+動詞を使って「何か~のもの」という言葉が作れます。
(ペンなど)何か書くもの etwas zum Schreiben何か遊ぶもの etwas zum Spielen 何か面白いこと(笑えるもの)etwas zum Lachen
ちなみに、動詞がもとの形のまま名詞になる場合は、冠詞はNeutrumのdasです。
ちょっとまって、君の電話番号をメモらないと。 もしかしたら何か書くもの持ってる? |
Moment bitte,ich muss deine Telefonummer notieren. Hast du zufällig etwas zum Schreiben? |
暇だ。何か面白いこと言って。 | Ich habe Langeweile. Sag mir etwas zum Lachen. |
いかがでしたか?「~したい」のwollenを使いこなせれば、自分の考えや希望をスムーズに伝えることが出来るようになりますよ。
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