疑問・質問 No.14 格変化はなぜ存在するのか・・・

【質問内容】

 

大学でドイツ語の講義を受講しています。

初っ端から躓いているダメ学生なのですが。。。

そもそも、ドイツ語にはなぜ格変化などというものが存在するのでしょうか?

 

【回答】

いやあ、申し訳ないですがお恥ずかしながら、私もなぜ格変化などというものが存在するのか知りません。勉強不足で恐縮です。。。

格変化は、形容詞の語尾変化と並んで、躓きやすい箇所の1つです。逆を言えば、「ドイツ語で躓きやすいところはその2つぐらい」と言えます。

それだけを克服すればいいという問題でもありませんが、克服する対策としては、簡単でいいのでいろいろな文を読むことです。

何も初めからネットの文章とか、物語を読む必要はありません。このサイトの例文程度から初めて、少しずつでいいのでドイツ語の文体になれることが大切です。

 

【ここもチェック】

 

また以下のように考えると、言語というのは実に様々な特徴があるのが分かります。

例えば日本語でも、「私は」「私が」「私に」「私を」「私の」という、「助詞」が加わるだけで全く意味が変わりますよね?

助詞は、他国の日本語学習者がてこずるポイントだといいます。

誰しもがてこずったり、躓くポイントというのは必ずあります。ですが、「言語学習」というのはそういうものです。

 

【蛇足ですが。。。】

 

我々も、母国語であれど日本語の文法や漢字などは小学校・中学校の授業で習っているからこそ、現在でも使いこなせているのです。

そういった意味では、「日本語も学習してきた言語」なのです。

つまり、我々が普段使っている日本語も、「外国語学習のように」時間をかけて学習し・習得した言語なのです。