コラム その11 ドイツの新年

日本の元旦と同じく、毎年1月1日は祝日です(Neujahr)。

2017年の1月1日は日曜日ですが、ドイツに振替休日は無いため多くの企業・商店は1月2日から通常営業となります。

日本のように、「お正月休み」などはありません。

ドイツの新年は、大みそかの夜(Silvesternacht)からカウントダウンにかけて盛り上がります。

大都市では街中に人々が集まり、カウントダウンイベントが始まります。

0時0分と同時に街のいたるところで花火が打ちあがり、30分ほど花火や爆竹が鳴り響きます。

比較的大きな街では、その時間は色鮮やかな花火ともうもうたる煙で、街中はさながら戦場のような光景となります。

ドイツでは法律により、花火を販売してもいい期間は年末数日のみです。

(2016年の販売は12月29日~31日の3日間のみ)。

そして花火を打ち上げてもいい期間も、1月1日の間のみです。

日本の「年越しそば」や「おせち」、「お雑煮」のような決まった食習慣はありませんが、12月31日には多くのレストランで大みそかを特別コース料理を提供しています。

 

大みそか・新年に使われるドイツ語を学習してみましょう。

 

良いお年をお迎えください Ich wünsche dir /Ihnen einen guten Rutsch ins neue Jahr.
Guten Rutsch ins neue Jahr.
あけましておめでとうございます Frohes neues Jahr.
大みそか Silvester
新年/新年に Das Neujahr /am Neujahrstag
花火を打ち上げる Feuerwerk schießen
ロケット花火を打ち上げる Raketen schießen
爆竹を点ける(鳴らす) Böller zünden  / böllern
Sektのボトルを開ける Sektflasche öffnen
グラスを鳴らして乾杯する Gläser anstoßen

 

それではみなさま、よいお年をお迎えください。

Wir wünschen Ihnen einen guten Rutsch ins neue Jahr!